ほほ笑みながら後の日を待つ(箴言31章10節~31節)
1 しっかりした妻の話
彼女は,裕福な家の妻でしたが,夜明け前に置き,夜も遅くまで灯火が消えない働き者でした。
家の者や召使いたちに自分で仕立てた洋服を着せる気配りに人でした。
彼女は,苦しんでいる人や貧しい人々に手を差し伸べる憐れみ深い人でした。
むらさきや紅の洋服を身にまとい,力を気品に満ちていました。
「主を恐れる女はほめ称えられる」(30節)信仰の厚い人でした。そして,
彼女は,「ほほえみながら後の日を待つ」(25節)とあるように,明日からの日に不安はなく,いつもほほ笑んでいました。
2 樹木希林さんの生き方
樹木希林さんは,病気を楽しみに変え,何事もポジティブに行動する人でした。
周りの目を気にせず,素のままに生きる人でした。
物欲がなく,物を大切にする女優らしくない名女優でした。
彼女は,一切なりゆきにまかせて生きた人でした。
3 クリスチャンの歩む道
クリスチャンの生きる道は,なりゆきにまかせるのではなく,神さまに依り頼み,主を仰ぎ天国を目指して生きる道です。
「わたしは道であり,真理であり,いのちなのです。わたしを通してでなければだれも父のみもとに行くことはできません」(ヨハネの福音書14章6節)
4 まとめ
「すべて疲れた人,重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなた方をやすませてあげます」(マタイの福音書11章28節)
私たちはたくさんの悩みや不安を抱えて生きています。
重荷を全部イエスさまのみもとにおろし,信仰によって生きることは簡単ではありません。
しかし,神さまが必ず良い方に導いてくださると信じて,箴言31章「ほほみ笑みながら後の日を待つ」かしこい女性のように明日に希望をもって生きていきたいと思います。
(2020年12月20日 本田 和子 姉)